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喜:はじめての異業種への転職面接【正社員雇用】

喜:はじめての異業種への転職面接【正社員雇用】

面接の体験談を「喜怒哀楽」編に分けて記事にしていきます。

今回は、「喜」編になります。

読者の悩み

  • キャリアチェンジした体験談を知りたい
  • 年代別に異業種への転職難易度ってあるの
  • 異業種への転職を成功させる、面接でよく聞かれる質問と回答を教えてほしい

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • はじめての異業種転職の面接体験談
  • 異業種への転職を成功させるために面接で行ったこと
  • 面接まとめ

この記事を書いている僕は、美容師からWeb業界へ転職しました。

フリーランス歴も含めて、10社以上面接してきました。

こういった僕が、分かりやすく解説していきます。

はじめての異業種転職の面接

はじめての異業種転職の面接

当時の僕は、美容師からWeb業界への転職に挑戦していました。

アニメーションを使ったリッチコンテンツやマークアップもできる「Webデザイナー」を目指して、美容師を辞めてから3か月間独学で勉強しました。

独学したスキル

・Adobe Illustrator
・Adobe Photoshop
・Adobe Flash
・Adobe Dreamweaver
・Adobe After Effects
・Adobe Premiere Pro
・HTML
・CSS

面接した企業情報

中小企業を中心にホームページ制作を行っている恵比寿のWeb制作会社です。

募集内容

募集職種】:Webデザイナー
作業内容】:中小企業のホームページ制作全般、ホームページのデザイン・コーディング
必須スキル】:Photoshop/Illustratorの使用経験、HTML/CSS等のWebに関する基礎的知識
尚可スキル】:コーディングの実務経験
勤務地】:恵比寿ガーデンプレイスタワー(社長専用)、制作スタッフは恵比寿駅近くのマンションの1室
雇用形態】:正社員

面接までのプロセス

1.転職求人サイト「Find Job」応募フォームによる書類選考
2.社長との面接
3.内定

当時、求人サイトから10数社へ応募しましたが、すべて書類選考で落ちました。

この企業の面接は、やっと掴んだチャンスでした。

異業種への転職を成功させるための面接の質問と回答

異業種への転職を成功させるための面接の質問と回答

ここでは面接内容を深掘りしていきます。

独学の失敗

結論から言うと、面接は不採用でした。

理由は、スキル不足です。

HTMLやCSSの理解や知識がまだまだ足りず、「即戦力としては使えない」とのことでした。

年齢の壁

異業種からの転職は「30歳までがギリギリだね」と言われました。

なぜなら、未経験者のため遅れを取り戻さなくてはいけないからです。

また、職場の平均年齢が若いとジェネレーションギャップが弊害になったりします。

もしかしたら、同業種でも30歳までが限界か?と思うかもです。しかし、同業種ならば35歳くらいまでならば問題ありません。

繰り返しますが、異業種からの転職は30歳までが限界です。

前職までと共通して生かせるスキルはあるか

美容師は会話スキルが高いです。

それは、接客業で培ったコミュニケーションカウンセリング能力です。

Webデザイナーは、ディレクターやコーダーとともにチームで仕事をする場合がほとんどのため、コミュニケーション能力も重要視されます。また、クライアントとの打合せで、情報を引き出すにはカウンセリング能力が活きてきます。

Web業界はあまり会話が得意な人が少ないそうなので、このスキルをもっとセールスポイントにした方がいいと言われました。

コミュ力は活かせるスキルです。

起死回生の逆質問

僕はどうしてもこの転職を成功させたいので、以下の質問をぶつけてみました。

東京でWebデザイナーになるにはどうしたらいいですか?

そうしたら社長は、Webデザイナーになる為に必要な事を2つ提案してくれました。

  • ・制作現場見学
  • ・研修制度

制作現場へ見学

Web制作現場へ案内していただき、制作リーダー直々にアドバイスをしてくれました。

具体的には、現状の基本スキルや勉強しておくべきものや、僕のポートフォリオの問題点や改善点等を、詳しく解説してくれたました。

今の自分に何が足りなくて何をやるべきだったのか、この経験が間違いなく転職成功へのキーポイントとなりました。

研修生としての提案

社長は僕に、研修制度の提案をしてくれました。

Webデザイナーにかける、本気度や熱意が伝わったそうです。

試用期間3か月間会社に通って、課題をクリアしてプロデビューを目指す仕組みです。

一か八かの質問でしたが、折れかけていた気持ちをもう一度奮起できたました。

面接まとめ

僕は研修制度は選ばずに、独学で最後までやりきる方を選びました。

リスタート

追加で1か月ほど勉強しました。

自分に何が足りなくて、何をやるべきか明確になったためです。

ポートフォリオも改善して格段にレベルアップしました。

それからは、求人に応募すると書類審査が通るようになり、ついに内定をいただけました。

ポイントは5つ

異業種への転職面接で、ポイントになるのは以下の5つです。

  • 市場の現状を把握
  • この業界を選んだ理由
  • これまでの仕事を続けない理由
  • 前職までと共通して生かせるスキルはあるか
  • 年齢は30歳まで

これらの課題を整理して、面接の通過率を上げれるよう頑張ってみてください。

今回は以上になります。

「怒」編は、随時アップしていきます。

転職活動中の面接で起きた喜怒哀楽な体験談

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