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【喜怒哀楽編】哀:転職活動中のブラック企業の見分け方【体験談】

【喜怒哀楽編】哀:転職活動中のブラック企業の見分け方【体験談】

面接の体験談を「喜怒哀楽」編に分けて記事にしていきます。

今回は、「哀」編になります。

読者の悩み

  • ブラック企業を避けるためにはどうすればいいの?
  • ブラック企業とは一体どんな会社ですか?
  • ブラック企業に入ってしまった際の対処法などを教えて欲しい…。

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • 転職活動中に体験したブラック会社面接
  • 簡単に実践できるブラック企業の見分け方
  • ブラック企業に転職してしまった際の対処法

この記事を書いている僕は、転職してからフリーランス歴含めて14年ほど。

10社以上面接してきて、数社ほどブラック企業で勤めました。

こういった僕が、分かりやすく解説していきます。

転職活動中に体験したブラック会社面接

転職活動中に体験したブラック会社面接

ここでは僕が実際に体験したブラック企業の面接について解説します。

内容は以下のとおり。

縮小して雑居ビルに移転した会社の面接

これはフリーランス時代のコンシュマーゲーム案件でのことです。

下記のとおり。

  • エージェントと渋谷待ち合わせ
  • きれいなオフィスビルに到着するとそこはもぬけの殻
  • オフィス移転先は新宿の雑居ビル

これはかなり強烈でした。

エージェントも「え?ここ?うそでしょ?」と苦笑いするほどです。

ブラック企業の特徴

企業規模が縮小している。

この企業は少し前に大きな分裂があり、半分ほどの人がいなくなったそうです。

なので、規模縮小のためオフィス移転したそうです。

オフィスのバージョンダウンは要注意です。

参画初日に、担当ディレクターが失踪

面接は数分で終わり、その日のうちに内定が出ました。

すぐに内定が出る時点であやしいのですが、さらに強烈な出来事が起こります。

ブラック企業の特徴

参画初日に、担当ディレクターが失踪してしまいました。

この人は私を面接した面接官でもありましたが、バックレてしまいしました。

さすがにこの時は、私も思考停止しましたね…。

2週間放置後、納期が遅れ炎上中のタイトルに入れられる

面接に聞いていたのとは違うゲームタイトルに配置されました。

担当ディレクターがバックレてしまったため、私のことを知る者が1人もいなくなったからです。

タイトルに配置されるまで、約2週間程放置されて仕事がありませんでした。何か仕事をくださいとお願いしても「確認します」とだけ言われてたらい回しにされました。

ブラック企業の特徴

納期が遅れて炎上する。

リリース時期を大幅に遅れていて、全くスケジュール通りに進んでいませんでした。

チーム全員が「誰かがやってくれる」という感じで、みんな責任転換していましたね。

こういう状態はかなり危険なので、自分の作業の進捗はしっかりと管理しておきましょう。また、スケジュールなど懸念点などあれば前もって責任者に伝えて、無理なものは受けないように注意しましょう。

ブラック企業では、自分の身は自分で守るしかないです。

自分が抜けた後、その会社は無くなった

私の作業担当は一足先に完了したので、リリース前に現場を去りました。

想定よりだいぶ後になりましたが、ゲームソフトも無事リリースされてました。

ブラック企業の特徴

しかし、そのゲームソフトが販売されて数か月後、その企業は無くなっていました。

当時の人とは誰とも連絡とっていないのでわかりませんが、ここまで記事を読んでいたら無くなる理由は大体想像できますよね。

実際にブラック企業を体験すると、面接でもブラック企業の特徴がわかってきます。

簡単に実践できるブラック企業の見分け方

簡単に実践できるブラック企業の見分け方

面接前後でも、ある程度見分けることができます。

  • オフィスがバージョンダウン
  • 面接官の態度が横柄・威圧的である
  • 労働条件の説明が抽象的
  • 能力よりも熱意を語る
  • 面接時間が短いのに、すぐ内定がでる

上記の通り。

オフィスがバージョンダウン

最近オフィスを引っ越して、移転先が雑居ビルなどの場合は注意です。

起業の規模縮小などで良くあります。ごそっと人が辞めている場合もあります。

事前に起業のホームページなど見て確認しておきましょう。

面接官の態度が横柄・威圧的である

面接を担当している社員の態度が横柄・威圧的であるなど、受ける側に対しての誠意がない企業はブラック企業である可能性があります。

面接の日程調整や連絡についても、受ける側の都合が一切考慮されない場合も注意してください。

いくら企業主体の採用活動とはいえ、自社の都合しか考えていない企業は、入社後も企業の都合のみを押し付けてくる場合があります。

労働条件の説明が抽象的

労働条件の説明を曖昧にする傾向があります。

また、長時間の残業などの過酷な労働条件をさも当然であるかのように説明してくる場合も、自社がブラック企業だという自覚すらない可能性があるため危険です。

労働条件や月の残業時間などを聞いても、はっきりと説明しない場合は要注意です。

能力よりも熱意を語る

「若手が活躍できる」「熱意のある職場」といった聞こえの良い言葉が並んでいる企業は要注意です。

ブラック企業では実際の業務内容を話すと応募者がいなくなってしまう可能性が高いため、聞こえの良い言葉でごまかす傾向があります。

「やりがい」「夢」「アットホーム」などの実態のないワードは、過酷な労働の正当化に使われがちなので注意しましょう。

面接時間が短いのに、すぐ内定がでる

雑談ばかりだったり、極端に短くて数分で終わってしまったりすることが多いです。

ブラック企業は離職率が高くて常に人材が不足しているため、「とにかく早く頭数を確保したい」という焦りがあります。

求職者の能力や人柄を知るためのプロセスを重要視せず、その場で内定を出す企業には気を付けましょう。

ブラック企業に転職してしまった際の対処法

ブラック企業に転職してしまった際の対処法

結論、すぐに辞めましょう。

なぜなら、時間の無駄です。

強ストレスは身体に毒です。病んでしまうほうがシャレになりません。

知人がブラック企業で我慢して数年働いてたが、うつ病になって退職してしまいました。その後もトラウマとなってしまい、働くことができず引きこもって苦労しています。

転職回数が増えると受け入れ先が減る?

転職してすぐにまた辞めたら、次の転職に響くのでは?と思うかもです。

しかし問題ありません。どういう意図を持って転職してきたかということが説明できれば、転職回数の多さはネガティブにはならないです。

大事なのは経験の中身なので、「転職回数が多い」というだけで足切りするような会社には行かない方がいいです。

なので繰り返しですが、すぐに辞めましょう。

今回は以上になります。

ブラック企業を見分けて、転職を成功させたい人は下記も読んでみてください。

転職すべき人は2つのパターンに分けられます

転職面接は「フィーリング」と「タイミング」です【秘訣は無いです】

「楽」編は、随時アップしていきます。

転職活動中の面接で起きた喜怒哀楽な体験談

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