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需要のあるWebデザイナーとは?将来性・年収・今後必要なスキルを解説します

今後、需要のあるWebデザイナーになるために必要なスキルと年収UPについて解説していきます。

こんにちは、カワグチです。
制作会社でWebデザイナーで6年働いていました。
今はフリーランス ( 9年目 ) をしながら起業しています。

本記事のテーマ

「今後需要のあるWebデザイナーになりたい。将来を考えて必要なスキルを身につけたいけど、何から手を付けたらいいんだろう…。具体的な方法や年収を教えてください。」

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

  • 需要のあるWebデザイナーの特徴
  • Webデザイナーの年収を上げるには「希少価値」
  • Webデザイナーが今後求められるスキルと将来性

今後、需要のあるWebデザイナーになるために必要なスキルと年収UPについて解説していきます。

需要のあるWebデザイナーの特徴

需要のあるWebデザイナーの特徴

結論から言うと「周りのデザイナーに無い強みを持っている」ことです。

周りのWebデザイナーとの差別化を図るための特徴のパターンを紹介します。

  • グラフィックデザインスキルを持っている
  • デザイン力が高い
  • デザイン以外のスキルを持っている

グラフィックデザインスキルを持っている

  • イラストレーター
  • ロゴデザイン
  • DTPなど紙媒体の経験がある

例えば上記ですね。Webサイトに使用するイラストやロゴは専門のクリエイターへ外注するケースもすくなくありません。なのでこれらのスキルを併せ持っていると重宝がられます。

デザイン力が高い

  • UI/UXデザイン
  • HTML/CSS/JavaScriptなどのマークアップコーディング
  • Java・PHP・Rubyなどのプログラミング

上記のとおりです。Webデザインはクライアントのイメージの実現・見栄えのデザインを目的するものです。対して、UI/UXデザインはユーザーが心地よく利用できるデザインを目的とします。マークアップやコーディングのスキルがあると、サイト全体のトンマナや導線を考えてデザインできるようになります。さらに、プログラミングスキルがあるとエンジニアと円滑にコミュニケーションが出来て連携が取りやすくなりますので周りのデザイナーと差別化が図れます。

デザイン以外のスキルを持っている

  • SEO・Webライティング知識
  • マーケティング知識
  • コミュニケーション(カウンセリング)スキル

上記のとおりで、具体的に補足していきます。

SEO・Webライティング知識

「SEO会社に指導を受けた経験がある」とか「自分でブログを運営している」でも構いません。

検索上位に表示されるWebデザインを作成するためにキーワードから考えたり、ユーザーの興味を惹いたり購入したいと思わせたりするためのライティングは今後求められるスキルとなるでしょう。

マーケティング知識

デザインがユーザーにどのような影響を及ぼすのか、把握するためにはマーケティングの知識が必要です。ユーザーの行動や動向を把握するためには、Googe Anayticsなどでのアクセス解析や、市場の調査をするマーケティングの知識を取り入れることで、Webデザインにも活かせます。

コミュニケーション(カウンセリング)スキル

Webデザイナーにとってのコミュニケーションスキルは、クライアントやエンジニアとの連携で求められます。

また、クライアントの要件の問題を解決するために「思考・情報の組み立てを行い、それに応じて表現すること」といった「カウンセリング」スキルも重要と言えるでしょう。

Webデザイナーの年収を上げるには「希少価値」

Webデザイナーの年収を上げるには「希少価値」

結論は「希少価値」です。

年収を上げる為には次の2つがです。

  • スキル
  • 実績

ここは重要なので解説していきます。

スキル

前の章の「需要のあるWebデザイナー」とかぶりますが、どれだけあなたがスキルを習得したかで年収は変わってきます。

  • 1年目:「デザイン」
  • 2年目:「デザイン」×「HTML/CSS/JavaScript」
  • 3年目:「デザイン」×「HTML/CSS/JavaScript」×「WordPress・PHPのプログラミング言語」

上記のイメージです。あとはその時の流行のスキルや需要があるスキルを狙って習得すると良いでしょう。

1つ新しいスキルを身に付けたら、すぐにでも交渉しましょう。

実績

できるだけメジャーな、ネームバリューのある案件に携わることです。

これは転職時やフリーランスで活動する際に大きく影響してきます。

例えば以下の場合はどちらが目を引くでしょうか?

  • 1:中小企業や地方自治体のWebサイトを担当しているWebデザイナー歴10年
  • 2:大手自動車メーカーや大手カメラメーカーなど複数のメジャープロダクトサイトを担当してきたWebデザイナー歴3年

わかりますよね。2の方が転職時の書類選考でもはるかに印象つけることができます。そしてそれは単価交渉時にも有利になります。

Webデザイナーが今後求められるスキルと将来性

Webデザイナーが今後求められるスキルと将来性

現状でおすすめのスキルは「3大JavaScriptフレームワーク」です。

  • Angular
  • React
  • Vue

現在、JavaScriptフレームワーク・ライブラリで最も注目されているものです。その背景として、コミュニティが非常に大きいことや日本語のドキュメントが豊富にあること、学習コストが低いことなどが挙げられます。

フレームワーク・ライブラリは流行り廃りがあり、現在も新しいものが日々開発されています。常にJavaScriptや周辺知識に関する最新情報を確認し、開発規模や環境・分野を考慮した上で、慎重に選択することをおすすめします。

フリーランス案件でもこれらは非常に単価が高騰しています。難易度も幅広く50~70万円以上までの案件があります。これから勉強するなら、JavaScriptはおすすめです。

Webデザイナーの将来性

Webデザイナーの需要は依然高いままですが、同時にWebデザイナーに求められるスキルも拡大してきました。「デザインだけ」「コーディングだけ」しかできないWebデザイナーは、今後淘汰されていく可能性が高いです。

需要の高いWebデザイナーとなるためには、デザイン力はもちろん、コーディングやマーケティング、UI/UXデザインといったスキルを身に付ける必要があります。周りのWebデザイナーにない、あなただけの「希少価値」を持つためにも、新たなスキルを身に付けましょう。

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